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【KIZUKIプロジェクト】5年度プロジェクト始動!

 今年度も、本校の総合的な探究の時間である「KIZUKIプロジェクト」がスタートしました。本校では7年前より、探究学習として位置づけられる授業を〝課題解決型学修「KIZUKIプロジェクト」〟と銘打って、取り組んでいます。「KIZUKI」には、生徒自らが探究学習によって、さまざまな事柄に「気づき」、その学習を通じて、生きる力を「築き」蓄えていく意味・期待が込められています。

 本校の「KIZUKIプロジェクト」は、毎年ガイダンスを行い、一年間の活動を学年ごとに見通すところから始まります。
 今年度は全学年を第一体育館に集め、プロジェクトを総括する松田教諭による一斉ガイダンスが行われました。

冒頭のアイスブレイク、次々キーワードをつなげて連想させ、生徒がシートを作っていきました

 1学年は、上半期は興味・関心事からの取り組み、下半期は地域活性化に関する先行モデルの研究から、地元・岩泉町のまちづくりプランの提案へと進みます。

今年度は他の市町村の取り組みから学び、岩泉町に還元していきます

 2学年は、今年度与えられたミッションは「アクション」。地域でのインターンシップを通じて、企業やその業界が抱える課題を考察して、具体的な解決策を構想していきます。自ら考案した解決策はお世話になった企業に伝え検証し、さらにブラッシュアップを図ります。

 3学年は、昨年同様、自分の進路選択に則った進路研究を素材としたミニ授業の実演に向けて取り組みます。昨年度は国際関係(アジア圏)の大学に進学した生徒は「日中韓の箸の長さが違う理由」や、農協に就職した生徒は「カメムシなどの害虫に対する対策」など面白いテーマがありました。今年も各自がテーマを決めて授業内容を練り、聴衆となる下級生、来校者を前に3年間のプロジェクトの成果を実演することになります。

学年ごとのイントロダクションを受け、今年度「身につけたい力」を各自が定めていきます

 本プロジェクトは、自分たちが住んでいる地域の将来像を、まちづくり提案といった形で研究させる大きな視点から、インターンシップの体験を通じて自分たちが参画するであろう社会をどのように見つめ、そしてどのような形で実際に参加していくのか、と徐々に焦点化しながら、自己実現へ結びつけていきます。

 今年度の岩泉高校「KIZUKIプロジェクト」に、ぜひ、御注目ください。
(文責:教務主任 髙橋栄一)

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