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【岩泉高校魅力化】Welcome to Iwaizumi !

 6月21日(水)から27日(火)の1週間、岩泉町が姉妹都市提携しているアメリカ合衆国ウィスコンシン州ウィスコンシンデルズ市の高校から、アメリカ人留学生9名が来町していました。留学生の皆さんには、そのうち2日間を本校にて体験入学という形で過ごしていただきました。
 留学生たちは、22日(木)には本校の体育祭を体験、26日(月)には留学生によるプレゼンテーションや、郷土芸能同好会による中野七頭舞演舞の鑑賞と弓道部による日本の武芸体験、通常授業の参観などが行われました。

22日(木)、本校は体育祭。留学生たちとのファーストテイクは和気あいあい
言葉はなくても、スポーツでコミュニケーション。笑顔があふれます

 留学生によるプレゼンテーションでは、留学生9名全員がスライド資料をもとに自身や家族、アメリカ本国での生活等を紹介しました。国際交流において、とにもかくにも異文化理解を口にする高校生もいますが、まずは「自分を伝える」こと。私たちは、大切な交流の第一歩を、留学生から気づかされました。
 そこからですね、相手をもっと知りたい、疑問を持ったことを投げかけたい……相互理解のキャッチボールが始まります。

留学生の地元・デルズ市のイントロダクションに続き、留学生9名がおのおの発表
発表を終えた留学生を前に、本校生徒と、質疑応答がそれぞれ交わされました
質疑応答後、しばし休憩……留学生と本校生徒も打ち解けムードです

 伝統芸能である中野七頭舞の勇壮な演舞と、「武士道」にも通じる弓道の武芸体験を通して、留学生が関心を寄せる日本の伝統文化を十分に味わうことができたことと思います。

中野七頭舞の演舞が始まると、留学生のなかにはスマートフォンを構えて収録する人も……
弓道の実演を見せるのは、今夏の北海道インターハイに県代表として出場する遠藤未羽さん(3年)
留学生も一人ひとり弓を弾いてみる。日本文化に直に触れる瞬間の表情がイイですね
全員集合で、はい、チーズ!

 授業参観では、どの授業を見学したいか聞くと、生物が一番人気。アメリカは理系人気なのでしょうか?交感・副交感神経に関する授業をまるまる聴講する留学生もいました。

アメリカの留学生には、日本の授業風景がどのように映ったのでしょうか?
コーディネートしていた本校英語科・井形優教諭がピアノ演奏を披露する一幕も
留学生たちが学校を後にする際には、名残惜しそうにする生徒も…

 留学生と本校生徒の交流は翌日の地元紙『岩手日報』にも取り上げられ、活発な交流の復活が報道されました。こうした日常の取り組みが岩泉町と、本校の魅力発信につながればと思っています。

『岩手日報』令和5年6月27日付 (地域) ※この記事は岩手日報社の許諾を得て転載しています

(文責:教務主任 髙橋栄一)

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最後まで読んでいただきありがとうございます。 今後とも、岩泉高校をよろしくお願いいたします。