【KIZUKIプロジェクト】ジオラマ防災教室
8月28日(水)に、本校の2年生が岩泉小学校を訪問し、小学6年生を対象に「ジオラマ防災教室」を開催しました。当日は多くの方々にも参観して頂きました。
このジオラマ防災教室は、令和6年度「探究型学修KIZUKIプロジェクト」及び「いわての復興教育推進事業」の一環として行われました。災害が発生する危険が起きた際、小学校児童が自分の命を自分で守り、小学生の段階から、地域の防災・減災を考えられるよう、自分たちの町への理解を深め、防災・減災に役立つことを目的として企画したものです。当日は、本校の生徒が教師役となり、小学生を対象に岩泉町のジオラマを用いて防災について授業を行いました。
防災教室は2つの教室に分かれ、同時進行で行われました。授業の前半では、クイズ形式で身近な防災について考えつつ、岩泉町のジオラマを作成しました。作成したジオラマをもとに、建物の位置や町の特徴を確認し、危険な場所や安全な場所を学びました。
授業の後半では、洪水が起きた時の避難経路を班ごとに考えました。お盆の時期に岩泉町が見舞われた豪雨や、開催日に台風が接近していたこともあり、自分たちの町について学んだことを踏まえ、安全な避難経路を積極的に探している小学生の様子が見られました。
地域において、高校生が小学生の教師役となる初の試みとして、このジオラマ防災教室を開催するにあたり、多くの方々にご協力頂きました。ありがとうございました。
このジオラマ防災教室について、地元メディアにも注目していただき、準備の様子を8月26日付、当日の様子を8月30日付の『岩手日報』で取り上げていただきました。
また、当日のNHK『おばんです、いわて』の地元ニュースでも取り上げていただきました。
※ 岩手日報社からnoteへの掲載許可をいただいています。
(文責:2学年ジオラマ防災教室担当 堤 友理江)