珠玉のハーモニー 〜NHK交響楽団の皆さんをお迎えして〜
8月23日(火)岩泉町民会館にて、芸術鑑賞会を行いました。今回は令和4年度芸術家の派遣事業(岩手県文化振興事業団)により、日本を代表するオーケストラ、NHK交響楽団の「弦楽五重奏」の皆さんをお迎えして素敵な音楽の時間を過ごしました。
クラシック音楽は普段は聴くことがない生徒もたくさんいましたが、ジャンルにとらわれない音楽の魅力を存分に伝えていただきました。
5名の演奏家の皆さんには、楽しいトークを交えながら楽器ごとの紹介をしていただきました。
弦楽器は楽器の大きさによって出せる音域が変わることや、その楽器でしか出せない音色などそれぞれの楽器の持ち味を生で体感できたのではないでしょうか。
演奏だけではなく、3名の生徒が指揮にチャレンジしました。曲はモーツァルト作曲「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」。指揮者のタクトによって目の前の音楽が変わり、一緒に音楽を作り上げる楽しさを体感しました。
NHK交響楽団の皆さんの前で指揮をした経験は、生徒にとってかけがえのない思い出となったと思います。
最後に5名の演奏家の方々と1・2年音楽選択者と、演奏のコラボレーションが実現しました。弦楽器の優しく温かみのある音色にのせて、合唱曲「群青」を披露しました。
今回の芸術鑑賞会で、迫力ある生演奏から、弦楽器の魅力や音楽に対しての見方が変化した生徒が多く見られました。音楽に対する感じ方は人それぞれですが、音楽を聴いて癒されたり、誰かのために演奏したり、今後も一人ひとりが音楽との関わりを持ち、豊かな人生を送ってほしいと願っています。
(文責:伊藤 京花)