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【KIZUKIプロジェクト】1学年復興教育

 本校1学年は、先日10月19日(木)に復興教育の一環として、大槌高校復興研究会を訪れました。※大槌高校復興研究会notesはこちら ↓

【前半】復興研究会による発表

 交流会前半では、東日本大震災が起きた時の高校の様子や、復興研究会の歴史、活動内容等についてお話しいただきました。

復興研究会の発表に耳を傾ける様子

自分たちと同世代の高校生たちが、震災当時の避難所運営に携わっていたことに驚いた

本校生徒の振り返りより①

10年以上前の出来事や震災から得られた教訓が、今の大槌高校生にもしっかりと伝わっていることがすごいと思った

本校生徒の振り返りより②

復興や防災に対する高い意識や強い責任感が感じられて、すごいと思った

本校生徒の振り返りより③

 復興研究会による発表を聞いて、本校生徒からはこのような声が上がっていました。地域を支える人材を目指す岩泉高校生として、自らの役割を見出し、地域に貢献する大槌高校生の姿に、大いに刺激を受けたようです。

【後半】クロスロードゲーム

 交流会後半では、判断に迷う究極の2択について考える「クロスロードゲーム」を、復興研究会のメンバーと一緒に行いました。

 まずは、身近な話題から。「Yes」「No」の立場を表明してから、その理由をグループ内で共有します。

Yes?No?まずは身近な話題から

 回数を重ねるにつれ、災害時に関連した判断に迷うテーマにレベルアップしていきます。

 「非常食を周りに分ける?」「避難中に見かけたケガ人を助ける?」ー 難しいテーマだからこそ、意見も分かれます。

テーマが難しくなるにつれ、真剣な表情に

 全体での意見共有では、本校生徒と大槌高校生の間でミニディベートが繰り広げられました。お互いの異なる意見により新たな視点を得て、考えを深めていきます。

「意見のズレ」が考えを深めるチャンス

 一見楽し気なクロスロードゲームでしたが、その話し合いの中身は真剣そのもの。翌日の振り返りでは、本校生徒からは次のような声があがりました。

 自分とは比べ物にならないほど深く真剣に「我が事」として震災に向き合っていて、考え方がとても現実的だった。

本校生徒の振り返りより④

 何が正解かはわからないけれど、日常の何気ない判断を一つひとつ大切にしていくことが、いざという時の大事な判断につながるのだと感じた。

本校生徒の振り返りより⑤

【まとめ】大槌高校に学ぶ

 今回の訪問を受け、復興や防災に対して同世代の高校生が地域の一員として真剣に取り組む様子に、本校生徒も大いに刺激を受けたようです。「地域を支える人材」になるべく、岩泉高校も頑張っていきます。

最後はみんなで集合写真

大槌高校復興研究会の皆さん、ありがとうございました!

(文責:1学年長 井形優)

最後まで読んでいただきありがとうございます。 今後とも、岩泉高校をよろしくお願いいたします。