SDGs、体験しました
岩泉高校では、2年生が6月1日(水)に「SDGs演習講座」(令和4年度いわての復興教育推進事業)と題し、NPO法人環境パートナーシップいわての事務局次長・丸尾美由紀氏をお招きして、SDGsのカードゲームを体験しました。
2年生は昨年度、本校の『KIZUKIプロジェクト』(総合的な探究の時間)のなかで、「自分の興味・関心とSDGs」「まちづくりとSDGs」をテーマに、自分たちでSDGsを探究する取り組みをしてきました。
今回は、自分たちが捉えたSDGsを、SDGsの達成をシミュレーションするカードゲームを使って、検証することがねらいです。
このゲームは、与えられたお金と時間を使って、手持ちの事業(カード)をおこないながら、「経済」「環境」「社会」の目標値(ポイント)をバランスよく上げ、ゴールを達成するというものでした。
<生徒の声>
「自分だけでは解決できないことがたくさんあり、他の人に助けてもらったり、他の人の行動を見たりすることで、自分が目標を達成することができたので、世界やいろいろな地域の人と協力すること、周りを見て話をすることが大切だと思った。」
「たくさんの価値観の中で、それを全員が達成し、世界の状況も安定したものにしなければならないことは、とても難しいことだと改めた感じた。」
「自分の行動で、その後の展開が大きく変わってしまうという点が、ゲームでもSDGsでも難しいと思った。」
「最初は自分たちの班のゴールだけを考えていたが、自分たちの目標が達成できると、周りにも視野を広げて、全体で目標を達成しようと気持ちが変化したことが興味深かった。」
昨年一年間、自分たちで学習したことを身をもって体験し、生徒たちは改めてSDGsについて、理解を深めることができました。
(文責:教務主任 髙橋栄一)