中学生1日体験入学開催 KIZUKI・国語・数学を体験
8月8日(月)本校で中学生1日体験入学が実施されました。管内外から100名を超える中学生、中学校教員、保護者の方々の参加がありました。新型コロナ感染症対策の観点から、中学生を3つのグループに分け、藤田校長からの挨拶を皮切りに、今年度全国高総文祭で優良賞に輝いた、郷土芸能同好会「中野七頭舞」の映像や、KIZUKIプロジェクトの様子について、Teamsで各教室をつなぎ、視聴しました。また、今回の体験入学で岩泉高校らしさを提供しようと本校の教員も創意工夫に腐心して、お互いが良い学びになりました。
KIZUKIプロジェクト(政策提案型ディベート)の体験では、どちらの提案が良かったか、傾聴していた中学生にもジャッジに参加してもらいました。
ディベートを行ったグループは別会場にて論戦を展開。その様子が配信されました。
国語の模擬授業では和歌に挑戦。複数の写真から和歌に合う情景のものを選び、言葉が描く、詠まれた時の様子を可視化しました。授業者は「文法的なことも大切だが和歌が魅せる情景や背景を視覚的に捉えて、その奥深さに浸って欲しい」と訴えました。
数学の模擬授業では、自然数の和についてできるだけ早く計算しようと、グループ活動を通して内容を深めました。
ヒントの巻物を手にすると、気づく生徒が多数。見方が変われば後は自然と手が動き始めました。授業者は視点を変えることの重要性と、数学を学ぶ上での物事の一般性について語りました。また、上記写真内のブロック体が何の和を表すかも生徒は手に取りながら見抜いていました。
(文責:松田 光正)