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【地域連携】琉球古典芸能とのコラボ

 2月23日(木・祝)、宮古市民文化会館において、「琉球舞踊と琉球古典音楽 in 岩手」と題して、若手琉球舞踊家・音楽家による琉球芸能に触れる公演が行われました。本校郷土芸能同好会には、この琉球舞踏家・音楽家との共演を依頼され、公演において琉球古典芸能とのコラボレーションが実現しました。沿岸地区に数ある郷土芸能の中から選ばれたことは、全国高校総合文化祭郷土芸能部門優良賞受賞、岩手県教育表彰と、今年度の同好会のめざましい活動実績の賜物であると思います。

異なる芸能の共演なので、公演まで何度となく、入念な練習を繰り返しました

 来県したのは、琉球王朝で育まれてきた古典舞踊と近代の庶民風俗を基にした雑踊に取り組む髙井賢太郎(たかい けんたろう)氏、8,886の音節からなる琉歌とその伴奏の三線・筝を奏でる棚原健太(たなはら けんた)氏・町田倫士(まちだ のりと)氏の3名。本校生徒も自分たちの郷土芸能と異なるものに触れ、芸能に関する見方・考え方が広がったに違いありません。

公演の本番直前、舞台裏で、自分たちの出番をワクワク待ちます
市内、市外から大勢詰めかけた観覧者を前に、いよいよ共演の始まりです!
中野七頭舞と、琉球古典芸能のコラボ!
本校生徒は、琉球古典芸能に臆することなく、堂々とした演舞
日本の北と南の伝統芸能が、初めて融合したひと時
共演の締めはトークセッション、今度は沖縄に渡り、再び共演を果たしたいですね

 今回の公演は、開催された宮古市とその周辺沿岸地域にとって、なかなか触れることのない琉球古典芸能を知り、堪能できた素晴らしいひと時でした。またコラボレーションは、本校生徒にとって多様な文化を互いに認め、分かち合う計り知れない体験となりました。3名の方々と言葉を交わす機会があり、「次回はぜひ、沖縄の方々にも、岩手の、本校の郷土芸能をお披露目し、沖縄以外の芸能にも触れていただきたい」と伝えました。髙井さん、棚原さん、町田さん、お声掛けをお待ち申し上げます。
(文責:教務主任 髙橋栄一)

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