【KIZUKIプロジェクト】インターンシップ報告会を終えて
11月24日(木)、総合的な探究の時間「KIZUKIプロジェクト」において、インターンシップのまとめとして、報告会を実施しました。
本校2学年の生徒がキャリア教育の一環で毎年行っている就業体験(10月25〜27日実施)を通して、各企業が抱えている課題を考察し、今後私にできることは何かを考え、ポスターセッションを行いました。報告会では1年生が聴講者となり、先輩の発表を真剣に聞く様子が見られました。
【1年生のコメント】
・「広報の便利さがもっと伝われば全町民が暮らしやすい町になっていくと思いました。実際広報を活用出来ていない部分があると思うので、どんどん活用していく案がとてもいいと思いました」(岩泉町役場)
・「道の駅から村民への雇用の場と活力を与えていくというのはいいと思いました。」(道の駅たのはた 思惟の風)
・「道の駅が残り続けることは岩泉が住み続けられるまちになることに繋がっていくと思いました。」(道の駅 いわいずみ)
・「産業と技術革新の基盤に林業が関わることができることに驚きました。岩泉の森林を守るためには、後継者が必要だと思いました。未来を担うものとしての覚悟があってかっこいいと思いました。」(岩泉町森林組合)
今回の報告会で、2年生は初めてポスターセッションに挑戦し、与えられた時間内で自分の提案内容を相手にわかりやすく伝える難しさを体感しました。また、投げかけられた質問に対して的確に答え、聴講者が納得するような話し方についても、今後の課題が見つかる報告会となりました。
多くの課題が見えた報告会。今後は企業に私たちのプランを提案し、アクションを起こします。2年生の本当の探究はここからです。生徒が目の前の「課題」と向き合い、更なる取り組みに期待します。
(文責:伊藤 京花)