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【岩泉高校魅力化】地域担い手育成講座&ワークショップ 開催

 10月4日(金)、本校では令和6年度いわて高校魅力化・ふるさと創生推進事業の一環として、1・2学年を対象に、今年で3回目となる地域担い手育成講座&ワークショップを開催しました。
 今年度は「移住・定住を呼び込む地域の魅力発信から学ぶ」をテーマに、地元・岩泉町への移住・定住者の促進などを行っている一般社団法人KEEN  ALLIANCE(キーン・アライアンス)代表理事の金澤辰則氏を講師にお迎えして、第1部は「岩泉町の外側から人をどう呼ぶか」について講演いただきました。

講演の様子

 講演で、金澤氏が本校のKIZUKIプロジェクト立ち上げに深く関わったことが話され、草創期のKIZUKIプロジェクトとして取り組まれた商店街での流しそうめんのシーン(今から年7ほど前)が映し出されると、聴講していた生徒の中から「(小学生の時に)参加した覚えがある!」と、リアクションが現れていました。
 また、金澤氏は、地域の魅力を発信するために、地域と関わること、それは地域に生活する人たちと関わることであると語り、地域を知るためにはそこに生活する人たちを知ることが必要であることを、生徒にメッセージとして伝えてくださりました。

過去、金澤氏は泉高生とともに地元・炭鉱ホルモン鍋のPRに関わった

 本校は来年度より「いわて留学」(入学生の県外枠募集)を始めます。この実施にあたり、金澤氏は講演後に第2部として、首都圏(都市部)の中学生が岩泉高校と接点を持てる場(通称:地域みらい留学)において、高校生の皆さんならどのようなPR動画を作製する?というミッションを与え、そのラフ案を考えるワークショップを行いました。

即興で編成された1・2年混合のグループ毎に自己紹介しながら打ち解けていきます
他県の高校の「地域みらい留学」PR動画を観て、イメージづくり
さっそく、グループ毎にラフ案のアイデアを出し合う
ラフ案に岩泉高校の魅力や価値をどう展開するか、構想中
金澤氏のKEEN  ALLIANCEのメンバーの方々が、生徒の相談役になってくれました
講座の観覧で来校していた地域おこし協力隊の方もワークショップに参戦!
大人の視点からのアドバイスは、生徒が構想したアイデアをブラッシュアップしてくれます
グループで構想が固まると、みるみるラフ案が形になっていきます
来賓で観覧されていた町議会議員の方もたまらず、生徒たちに助言してくださいました
ラフ案作成が終盤になると、生徒らは他のグループの出来ばえをチェックして巡っていました
さあ、グループ毎に渾身のラフ案発表です!
金澤氏も生徒の熱心な取り組みに感動、次世代の地域担い手にエールを送ってくださいました

 この度の講座およびワークショップの様子は、地元紙・岩手日報社の取材も受け、後日、紙面で報道されました。
                    (文責:教務主任 髙橋栄一)

令和6年10月6日付 『岩手日報』14面(地域) この記事は岩手日報社の許諾を得て転載しています
後日、ワークショップでのラフ案は校舎の一角に掲示しました
教員が従来魅力と感じる内容と、生徒が感じている本校の魅力の共有も図ることができました


最後まで読んでいただきありがとうございます。 今後とも、岩泉高校をよろしくお願いいたします。