【高校・大学連携】名城大学がやってきた!
10月13日(日)、名城大学(愛知県名古屋市)経営学部・経済学部の学生の皆さんが、本校にやって来ました。
名城大学の皆さんは、岩泉町を襲った平成28年の台風10号豪雨災害以来、ボランティアほかチャリティー物販で、毎年来町されていた経緯があります。今年度からは大学の方針もあり、宮古市・大槌町との連携が進められていたところでしたが、名城大学・社会連携センター長である田中武憲先生のご高配もあり、岩泉町を再び訪ねてきてくれました。
今回名城大学の皆さんは、岩泉町の龍泉洞秋まつりに合わせて、チャリティー物販を行うグループ、本校で高校・大学交流会を行うグループに分かれての演習でした。
※名城大学の皆さんが行っている事業は、こちら ↓
本校との交流会は、第1部が名城大学の皆さんが考えた岩泉町の観光ルートを検証するワークショップ、第2部が受験を前にした本校3年生が大学生に尋ねる座談会でした。
第1部のワークショップの発表がひと段落すると、今度は高校生が大学生とQ&A。受験期を迎える高校生は、何かと不安なことを大学生に聞きまくりました。高校生が受験勉強のこと、大学生活のことなど質問すると、それに対して大学生の皆さんは、受験期の勉強方法や、大学での生活費用のことなどを具体的にアドバイスしてくださいました。
2時間の交流会もあっという間に時間が過ぎました。岩泉の高校生にとっては、大学のオープンキャンパスとはまた打って変わって、間近でリアル大学生・リアル大学に触れる、またとない機会となりました!
<生徒の感想から>
●ワークショップについて
「岩泉について、自分が分からないこともあったし、大学生が知らないこともあり、多くの気づきがあった」
「岩泉の観光となると、外部の方が龍泉洞や町の中心部に着目していることが分かった、小川地区や小本地区にも足を延ばせたらいいと思った」
「岩泉を巡るにしても、町内を走るバスの本数が少ないことが地元の課題だと分かった、時間を気にしない観光バスの活用が良いと思った」
「大学生が作成した観光ルートを見て、実際に岩泉に住んでいる立場からの意見を出すことができた、岩泉の観光資源について改めて考え、どう活用すれば観光客の増加につなげられるか、大学生と協働して話し合うことができた」
●座談会について
「大学生の生活について、実際の大学生の時間割を見せていただいて、高校と違うことを知ることができた」
「今の時期どんな勉強をするべきか、また英語のリスニング対策の方法などピンポイントで教えていただけた」
「今の勉強に対する不安や、良い勉強法・暗記法、面接のコツなど大学生の生のアドバイスを聞くことができた、このような座談会の機会はなかなか無いため、自身の受験に対する悩みの解消、勉強に対する意識の高揚につながる良い経験となった」
名城大学の皆さん、貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました!
(文責:教務主任 髙橋栄一)