見出し画像

【オーストラリア研修報告 #1】

 岩泉町海外短期派遣事業の一環として、令和7年1月10日(金)~ 17日(金)にかけて、本校生徒7名がオーストラリア・ケアンズでファームステイなどを体験してきました。
 今回は、2年生の佐々木要くんに、研修の思い出や気付きなどを語ってもらいます!

1. ファームステイでの思い出
 ファームステイでは、自分を含む男子4人でフランクさんとポーリンさんの家庭にお世話になりました。お父さんのフランクさんは、元学校の先生で数学を教えていたそうです。私が数学を嫌いと言ってしまったことは本当に謝りたいです。お母さんのポーリンさんはとても優しく、私の英語を何度も褒めてくれて、とても自信がつきました。また、料理がとても上手で、特にポーリンさんの作ったパスタは本当に美味しかったです。この家庭は、過去に何人もの日本人学生の受け入れを経験していて慣れているのか、自分たちにも分け隔てなく接してくれました。自分は今回の目標として、前回のデルズ派遣での課題だった「自分から積極的に話しかける」ということを頑張ってきました。結果として、お二人の親しみやすさに助けられ、自分から話しかける勇気を持つことができ、滞在中はたくさん英会話をすることができました。彼らと一緒に過ごすことができて本当に良かったです。

ホームステイ先のお手伝いで鶏に餌やり
家族との食事の様子
オーストラリアでの食事で一番美味しかったポーリンさん(お母さん)特製パスタ

2.(ホームステイ以外で)印象に残った出来事
 私たちの行ったオーストラリア・ケアンズは、とても自然が豊かでした。木がきれいに並んで植えられていたり、大きな海が広がっていたりと町の美しい景観がとても魅力的でした。特に印象に残っているのは、ナイトマーケットに行った時の外の景色でした。大きな木がライトアップされていてきれいでした。朝は静かだったプール周辺も夜になると多くの人で賑わっている様子が見られました。ケアンズは自分にとっては理想的な町でした。

ナイトマーケットの外の景色
ポートダグラスの景色

3. オーストラリアから見た日本・岩手・岩泉(オーストラリアに行ったからこそ気付けたこと)
 これは昨年度のデルズ派遣とも共通して言えることですが、やはり日本食は本当に美味しいです。オーストラリアでの食事もとても美味しく頂けましたが、味の濃さだったりでだんだん飽きてしまうのかもしれません。実際、1年生の強そうな2人は食事が合わずに体調を崩してしまっていました。1週間という短い期間でも、どうしても日本食が恋しくなってしまいます。今回、色々な場所へ案内してくださった日本人のガイドさんも、私たちが日本に帰って日本食を食べる事ができることを羨ましがっていました。帰国して一番最初に食べたみそ汁には感動しました。

帰国して最初に食べた日本食

4. オーストラリアに行ったことで、自分自身にどんな変化があった?
 今回のオーストラリア派遣で、自分はもう一段階レベルアップできたのではないかと思っています。英語を使って現地の人と会話をすることの認識を、不安から楽しみへと自分で転換することができました。さらに、その楽しさを理解して、自分から話しかけるという積極性が身に付いたと思います。この力を日常生活でも生かすことを目標として、残りの学校生活を頑張っていきたいと思います。

ホストファミリーとのお別れ会

5. 次チャレンジしてみたいこと
 派遣を終えて、自分がもっと英語を上手く話せたり、聞き取れたりしていたらどんなに楽しかっただろうかと感じました。間違いなく、ここ数年で大きく成長はしていると思いますが、自分の中ではまだ物足りないと感じています。そのため、これからの英語学習により一層力を入れ、自分のスキルアップに努めていきたいと思います。そして、もう一度海外に挑戦してみたいです。

ホームステイ先の景色

 以上、2年生の佐々木要くんからの報告でした。#2もどうぞお楽しみに。


最後まで読んでいただきありがとうございます。 今後とも、岩泉高校をよろしくお願いいたします。