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【デルズ派遣報告】生徒ライター:佐々木要

 岩泉町海外短期派遣事業の一環として、令和6年1月7日(日)~ 19日(金)にかけて、本校生徒7名がアメリカのウィスコンシン州デルズ市でホームステイを体験してきました。
 今回は、1年生の佐々木要くんに、思い出や派遣を通じて気づいたことなどを語ってもらおうと思います!

1.ホームステイでの思い出

 昨年の夏に私の家で受け入れをしたタナー。今度は私が、タナーの家にホームステイすることができました。日本に来てくれていた時に色々家族のことを聞いて「きっと良い家族なんだろうな」と思っていました。今回のホームステイで実際に会うことで、タナーの家族の明るさや優しさを肌で感じることができました。
 また、タナーのおばあちゃんは日本に住んでいたこともあるそうで、少しだけ日本語で会話をすることもできました。まさかこんなに遠く離れた土地で会話することができるとは!と驚きました。

家族の一員として迎え入れてくれました!

 家にいる時は家族みんなでゲームをしたり、犬や猫と遊んだりしました。また、タナーの両親が農家だということもあり、犬・猫の他にもたくさん動物がいました。家の周りを見ているだけでも、とても楽しかったです。

家で飼っている牛。他にもヤギや豚などもいます!

 一番の思い出はタナーが運転する車で出かけたことです。同じ高校生なのに、免許も車も持っていて、しかも学校にも車で通っているなんて…!日本との違いに驚きました。

車を運転するタナー。同じ高校生なのに、少し大人びて見えました!


2.ホームステイ以外で印象に残ったこと

 デルズ高校で、現地の高校生と交流したことがとても印象に残っています。みんなとても優しく、親しみやすかったです。おかげで、初対面でも気楽に話すことができました。

ホストファミリー以外にも友達ができました!

 デルズ高校では、日本や岩手の食文化について英語でプレゼンテーションを行いました。岩泉高校の全校生徒よりもはるかに多い人の前で、しかも英語で、プレゼンテーションをしなければならないということで、とても緊張しました。

500人以上を前に英語でプレゼン…!

 プレゼンの事前準備の段階では、上手くできるか不安で仕方なかったのですが、本番はデルズ高校の皆さんがとてもアクティブに反応してくれて、プレゼンを楽しむことができました。暖かい雰囲気を作ってくれたことが、とても嬉しかったです。

プレゼンを盛り上げてくれるデルズ高校の皆さん!

 また、プレゼン後にも、デルズ高校の皆さんは積極的に質問をしてくれて、時間が足りなくなるほどでした。話し手に興味を持ってたくさん質問してくれる姿にはとても感動しましたし、日本ではあまりない光景だなと思いました。見習うべきところをたくさん見つけることができました!

会終了後も、たくさんの人が話しかけにきてくれました!


3.アメリカに行ったからこそ気づけた日本のこと

 アメリカにも想像以上に日本食のお店があったり、日本の漫画やアニメを知っている人が多くいたのが印象的でした。耳にはしていたけれど、こんなにも海外に日本の文化が浸透しているのか、と驚きました。

シカゴで見つけたお寿司屋さん!

 特にもアニメの話題では、デルズ高校の生徒と初対面でも盛り上がることができました。中にはアニメで覚えた日本語を話してくれる人もいました。日本のアニメの影響力はすごいものだと実感することができました。

アニメグッズをたくさん売っている「オタク」ハウス!

4.自分自身の変化

 アメリカに行ったことによって、気持ちが前向きになれたと思います。アメリカの人たちは多少の失敗は気にせず、大人も子供も、自分の人生を楽しんで暮らしているように見えました。また、それぞれが、自分のやりたいことを明確にして、目標を持って生活しているように思えました。

ホストしてくれたタナーは生物学を勉強するという目標があるそうです!

 目標を持って生き生きと生活しているポジティブな姿を見習って、私も失敗を恐れず、色々なことに挑戦していきたいと思います!

5.次にチャレンジしてみたいこと

 やっぱり、もう一度アメリカに行ってみたいです。今回のデルズ派遣では、自分の気持ちを上手く英語で伝えられないことが何度かありました。英語をたくさん勉強して、もっと自由に言いたいことを言えるようになって、絶対にもう一度アメリカに行きたいです!

もう一度アメリカに戻ってきます!!

 以上、1年生の佐々木要くんからの報告でした。この機会を生かし、さらに力を蓄えて、岩泉から世界へ大きく羽ばたく人材となってくれることを期待します!


最後まで読んでいただきありがとうございます。 今後とも、岩泉高校をよろしくお願いいたします。